親孝行は欲張りジジイ?

月曜日のこと…

この日は子供達のお迎えなど心配ないので会社帰りに母の家へ寄った。

先日、ケアプランを変更したので不満が出る前に先手を打たなくてはならない(汗
まずはスシローに行き夕飯、そして帰りにカラオケに寄った。

明日も仕事の平日にしては頑張った、おかげで母も喜んでくれて、一安心。

ところが帰宅すると、何か膝が冷たい…
よく見るとカバンがビショビショで滴る水が膝を濡らしていた(-_-;)

慌てて風呂場でカバンをひっくり返した、幸いスマホは無事だったが財布やポーチは中までずぶ濡れ。
物が干せない梅雨時にこんな事にならなくてもいいのに。

手前味噌だが、今日も親孝行した、先月は母の為に仕事を休んで介護に努めた。
昔話ならば、カミサマがお酒の滝や小判ザクザクな所に案内してくれる頃合いなのに(笑


だけど一つ心当たりがあった。

カラオケから帰った母は喜んでいた。
そして、使いかけの麺つゆを二本出して持っていけと言った。
片方は知らないメーカーの二倍濃縮昆布風、もうひとつはキッコーマンの三倍濃縮鰹風。

二本は邪魔なので、迷わずキッコーマンをカバンに放り込んだ。
ところがキッコーマンはキャップがパッチン式、何かの拍子に開いてしまったらしい。

二倍濃縮の方はフタがスクリュー式で開く心配もない、三倍濃縮程ベタベタにもならなかったか、
昔話ならば、私は小さいつづらを選んだ優しいお爺さんではなく、大きいつづらを選んだ欲張り爺さんだ(笑

いやいや「この麺つゆはどちらも私の物ではありません」と正直に答えれば金の麺つゆが出たかもしれない。

なーんて、そこまで思ったりしない(笑


めでたし、めでたし。